あアラウド法は、リアルタイムな感情を観測する手法です。
実験参加者はタスクと同時並行に「あ」で感情を表現し、実験者は「あ」の大きさやトーンから実験参加者の感情を判断します。
あ系感動詞は日常的に感動詞として使われているため、自然に感情を表現するのに適していると考えられます。
「あ」の発声のみを使い、特殊な機器を要しないため、カジュアルな実験をするときにも役立ちます。
ぜひオープンビデオゲームと併せて、ビデオゲームの実験に利用してみてください。
エンタテインメントコンピューティング(EC)2022で登壇発表およびデモ発表をおこないました。
川島 拓也, 渡邊 恵太. "あアラウド法:体験中の心理プロセスを「あ」の音声情報で評価する手法の提案と検証". エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2022論文集, Vol. 2022, pp. 178-183, Aug. 2022. http://id.nii.ac.jp/1001/00219408/.
ここでは最優秀論文賞およびグッドプレゼンテーション賞をいただきました(リンク)。
また、「ah-aloud」という英名を付け、8th International HCI and UX Conference in Indonesia (CHIuXiD2023)で登壇発表をおこないました。
Takuya Kawashima and Keita Watanabe. ""Ah-aloud": Method for Evaluating Cognitive Processes Occurring During Tasks from Vocal Information". 2022 8th International HCI and UX Conference in Indonesia (CHIuXiD), Vol. 2022, pp. 42-46, Jan. 2023. https://doi.org/10.1109/CHIuXiD57244.2022.10009797.
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あアラウド法の研究を進めるにあたり、オープンビデオゲームを利用した実験をおこないました。
利用したゲームは「Sliding Penguin」と「Minimum Tennis」です。

Sliding Penguinはスタンドアロン(Mac)版を利用してXBoxのゲームパッドで操作し、Minimum TennisはWebGL版を利用してキーボードで操作しました。
選定理由としては、どちらのビデオゲームもプレイ中に感情や思考が表れやすいからです。
Slidin Penguinはペンギンが氷上を滑るドライビングゲームです。連続的に制御する必要があり、スリルがあります。
Minimum Tennisはシンプルなテニスゲームです。キーボードで操作する場合は操作が複雑で、感想が出やすいです。
あアラウド法は感情や思考を観測したかったため、この2つのビデオゲームが利用しやすかったです。

